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中島平太郎賞
CD-Rの正しい取扱い方
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プレスリリース
NEWS RELEASE
From CDs21 SOLUTIONS
2005. 6. 23
 
CDs21ソリューションズ、e‐文書法を睨んで
色素系追記型メディアの信頼性基準(寿命推定)の
ための品質試験方法の提案活動、始まる!
 
 
 CDの普及団体であるCDs21ソリューションズ(会長:中島平太郎、事務局:東京都品川区)は、e‐文書法施行など内外の環境を踏まえ、CDメディアの寿命推定テストを基本に、さらに大学の研究室や各団体との提携などの活動を推進し色素系メディアの信頼性基準を提案していく。

 PC用記録メディアに多く使われている色素系追記型メディアとは、具体的にはDVD-R、DVD+RやCD-Rのことである。今後、e‐文書法施行などに伴う需要拡大により、色素系追記型メディアに対し長期データ保存に関する信頼性が求められる環境となりつつある。パソコンが一般的な業務の現場に登場してきて既に20年以上を経過したが、パソコンで制作する電子的なフォーマットでの業務書類は、増加の一途である。その業務書類のデータ保存は、記録容量が大きく、取扱いが簡便なCD-RやDVD-R、DVD+Rへデータをバックアップする需要が高まっており、特にCD-Rは2003年の世界生産量が100億枚を突破した。業務以外でもデジタルカメラで撮影した写真、オリジナルの音楽、動画の録画や保存用、またデリバリーメディアとしての各種の需要が増えているのもその要因のひとつである。そのような市場背景の下、e-文書法や個人情報保護法などの施行により、ますますその需要は増える傾向にある。そこで、問題になるのが、メディアの長期データ保存に関する信頼性(寿命)である。会計書類など10年近く保存義務があるものなどは"データ保存したメディアの寿命が何年か"ということが重要で、現在、市場からもその寿命基準に対するニーズは高まりつつある。

 CDs21ソリューションズの寿命推定テストからの実験では、会員メンバーのCD-RとCD-RWを用いて行われ、正しい取扱いと正しい保管をすれば確実に数10年以上は持つと証明できる良好な結果が得られている。色素系追記型メディアの寿命推定の評価方法は、CD-Rなどでの算出方法が規格として定められているが、CDs21ソリューションズでは、そのうちのCD-Rの寿命推定基準の国際標準規格(ISO 18927)の方法で既に2001年から、会員メーカーの製品テストを実施しており、その寿命推定による信頼性のデータが蓄積しつつある。2005年度はその寿命推定テストをさらに発展させ、大阪産業大学の入江研究室(※1)や米国OSTA(※2)などの団体と提携し、その研究成果を提案していくことになった。

 今後、これら品質試験方法の結果をさらに、DVD-R、DVD+R等の色素系メディアに拡大し、市場から求められている色素系追記型メディアの"全世界的な寿命推定の目安"を完成させることで、特に国内ではe‐文書法などの後押しにもなり大きな期待が寄せられている。
 
※1: 大阪産業大学 入江研究室
大阪産業大学・工学部・電気電子工学科 入江助教授の研究室。 光ディスク、特にDVDメディアの信頼性に関する実証的研究を実施し、その報告は国内外から評価されている。 入江氏は、2001年 三菱電機梶E映像情報開発センター 首席技師長、2002年4月より現職。 三菱電機轄ン職時にDVD-R規格策定に従事。
※2: OSTA
Optical Storage Technology Association(OSTA)
米国にある、光ディスクに関する技術的な使用を提案する業界団体。OSTA自身は標準化をわず、ISO/IECやECMAなどの標準化団体に技術仕様を提案している。DVDやCD-RWに採用されたUDFファイルシステムは、OSTAによって提案された。(http://e-words.jp/ IT用語辞典より)
詳しくは、http://www.osta.org/を参照。
 
<参考資料>
・色素系追記型メディアの信頼性とは
* 色素系追記型メディアとは何か?
記録膜に、シアニン系、フタロシアニン系やアゾ系の色素を採用した一度だけ書き込める光ディスク、CD-R、DVD-R、DVD+Rなどがある。
* その保存信頼性とは?
デジタルの記録保存は「劣化が無く半永久的」というのは、20年以上前の一般的な認識であったが、現在は、例えば「CD-Rなどは、直射日光などにあたると劣化する」ということでCDs21ソリューションズや各メディア・メーカーの広報・啓蒙で"寿命(データ劣化)"がユーザの取扱い方や保存方法などにより様々に存在することが徐々に認識されだしてきている。しかし、世界的には未だ、その保存信頼性の共通な基準となるものがなく、引いてはその「寿命推定のやり方」までもが疑われるようになりかねない。そこで、CDs21ソリューションズでは、そのための研究を2001年から行っている。
* 信頼性(寿命推定)の算出方式とは?
国際標準規格(ISO 18927)とは、2002年にCD-Rに対する長期保存条件のもとで、データが再生可能であると予測される期待寿命を推定する方法が標準化されている。このCD-R以外にCD-ROMの寿命推定規格として、国際標準規格(ISO 18921)がある。
・CDs21ソリューションズが実施した寿命推定テスト概要
CDs21ソリューションズでは、市場のニーズを想定し、既に2001年から、会員メーカーのCD-RとCD-RWを中心に"寿命推定テスト"を実施している。同団体のスタディコミッティで実施されたこのテストでは、おおむね予想を超えるデータ保存信頼性を証明できる良好な結果を得られたがメーカー間の違いからか幾つか検討が必要なテーマも出てき、さらに本格的な寿命推定に関する研究が重要となってきている。
 
■CDs21ソリューションズとは
 旧任意団体「CDs21(シーディーズニジュウイチ)ソリューションズ」は、旧マルチメディアCDコンソシアムとオレンジフォーラムがコラボレーションしてできたCD関連業界間を複合横断的に構成した最大の団体で、各種のCD規格に準拠したハードウェア、ディスク、ソフトウェア製品、コンテンツ製作などを含む応用製品群の互換性向上への取り組み、及び関連サービスなどの普及促進を図り、関連業界並びにユーザに寄与することを目的に活動している。
 現在、参加企業数は、光ディスクやドライブを生産している企業を中心に国内外を含め約70社。

お問い合わせ/会員申込先
CDs21ソリューションズ 事務局
〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-35ソニー(株)本社内
TEL & FAX : 03-5448-1550  担当:鳥山

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