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次世代オーディオを担う、
新たなグローバルスタンダード:

DVD-Audio

■音楽を愛する全ての人に、
  大きな感動を届けるDVD-Audio

1982年のCDの登場から16年が経過し、デジタル技術も半導体の高集積化進むと共に飛 躍的な進歩を遂げました。その一方で、アーティストやエンジニアはもとより、エンドユーザ ーの間からも「21世紀にふさわしい次世代の音楽メディア」を求める声が、日増しに強くなっ てきました。これらの要望を背景に、次世代の音楽文化を創造するために生まれてきた、新 しいグローバルスタンダードメディア、それがDVD-Audioです。今日まで音楽を創り、育て、 そして何よりも音楽をこよなく愛してきたすべての方々へ、大いなる感動を届けます。

■ソフトからハードまで、
 
強い絆で結ばれたメーカー41社が育てた
DVD-Audio 1995年12月、DVDコンソーシアム内に10社で組織された技術検討グループWorking Group4(WG4)は、DVD-Audioの規格策定に向け、規格審議をスタートさせました。1997年 11月にDVDコンソーシアムがDVDフォーラムとしてオープンになって以降は、徐々にハー ドウェア業界、音楽業界、コンピューター業界からの参加メーカーを加えながら、現時点で 41社を数えるまでになり、一段と結びつきを強化しています。またレコード会社6大メジャー を含む世界のレコード協会3団体(RIAA、IFPI、RIAJ)で構成されるISC(International Steering Committee)とも、WG4発足当時より数多くの討議が繰り返され、いよいよ音楽用 の新規格が制定されます。これによりDVD-Audioは、名実ともにグローバルスタンダードと しての地位を確立します。

■もっと豊かに、もっとワールドワイドに、
  未来の音楽環境を拡げていきます。

CDをはるかに凌ぐ余裕の情報量でクリアで自然な響きを実現するDVD-Audioは、次世代 の音楽、オーディオ環境を大きく拡げます。アーティストやプロデューサー、スタジオエンジ ニアに対しては新たな創造力を発揮する絶好の舞台と機会を提供。またオーディオマニア や一般の音楽愛好家は、未体験の新しい感動を手に入れる事ができるでしょう。しかも新イ ンタラクティブ機能で今までにない楽しさを味わっていただけるほか、インターネットとの接 続によって、情報メディアとしての拡張性をも秘めたDVD-Audio。音楽を通して、人々の暮 らしをより豊かに変えていきます。


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What's DVD-Audio?

豊富な情報量を贅沢に割り当てた高音質マルチチャンネルサウンドでも、 CDの再生時間74分以上を達成。
さらに新インタラクティブ機能の導入により音楽の新しい楽しみ方を提供する 次世代のグローバルスタンダードメディア

Q1 DVD-AudioとCDはどこが違うんですか?
CDはダイナミックレンジを大幅に改善し、飛躍的に高音質化を進めましたが、 20kHzを超える再生周波数音域は失う事になりました。自然界に実際に存在する この音域が、音響を体感する上で、人間に何らかの影響を与えている、という研究 結果があり、さらにはストレス解消にも効果があるといわれています。DVD-Audio では再生周波数は最大で96 kHz(CDは20 kHz)、ダイナミックレンジは144dB(同 96dB)を達成。透明感のある情感豊かな音を再現します。再生時間も最大で約400 分、96kHz・24bit・6チャンネルで74分以上を実現します。またDVD-Audioに用い るディスクは、記憶容量がCDの約7倍の4.7GB という大容量を誇り、CDの音をはるかに凌ぐ2チャンネルステレオサウンドをはじ め、マルチチャンネルサウンドやテキスト情報、グラフィックデータなども記録できま す。この記録層を2層化する事により記録容量8.5GBを確保。さらにこれらのディ スクを貼り合わせることでそれぞれ2倍の容量の9.4GB、17GBにすることも可能 です。一枚のディスクで長時間のライブコンサートやオペラの記録もできるようにな りました。

Q2 CDは聴くことができますか?
DVD-VideoプレーヤーでCDの再生できるのと同様にDVD-Audioプレーヤーでも、 CDの再生が可能です。現在お持ちのCDライブラリーをそのまま活かすことがで きます。

Q3サウンド以外に映像などを再生することができますか?
DVD-Audioのディスクには、リニアPCMによる優れた音質のサウンドを記録する ほかに、映像などの様々な情報を記録することができます。(これらの映像情報を 再生するには、画像出力をもつプレーヤーが必要です。)

Q4 どんな種類のDVD-Audioプレーヤーがありますか?
音質を重視したオーディオ専用のプレーヤー、DVD-Audio、DVD-Videoの両方の ディスクが再生できるユニバーサルタイプのプレーヤー、ポータブルプレーヤー、カ ーオーディオなどが登場します。DVD-Audioは、様々な音楽ファンの要望に応えら れるように開発されていますので、それぞれのシーンで充分に楽しんでいただけま す。

Q5ソフトはどのようなものができるのですか?
DVD-Audioの広帯域でダイナミックレンジの広い2チャンネルステレオサウンドと、 臨場感あふれるマルチチャンネルサウンドを活かして、ジャズやクラシックをはじめ、 幅広いジャンルにわたって、より音質にこだわったソフトが出現します。 忘れがたい名盤も、マルチトラックのマスターテープの情報を使用することにより、 マルチチャンネルや高音質サウンドのDVD-Audioとなって、本来の臨場感と新た な感動をもって蘇ります。さらに、新インタラクティブ機能を有効に活用した数多くの 魅力的なソフトが続々登場します。

Q6 価格はどのくらいになりますか?
DVD-Audio プレーヤーには、DVD-VideoプレーヤーやDVD-ROMドライブと共通 する部分が多く、それらの主要な機能をそのまま用いる事が可能です。従って、比 較的安価なプレーヤーの実現が可能です。

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DVD-Audioディスクのコンテンツ
 

 

DVD-Audioの階層構造

 

DVD-Audioの再生モードと収録時間
オーディオ
コンテンツ
の組み
合わせ

各チャンネルの音量
スペック

ディスク片面の演奏時間
12cmディスク 8cmディスク
一層
ディスク
二層
ディスク
一層
ディスク
二層
ディスク
2ch 48kHz/24bit/2ch 258分 469分 80分 146分
2ch 192kHz/24bit/2ch 64分 117分 20分 36分
2ch 192kHz/24bit/2ch 125分 227分 39分 70分
Multi-ch 96kHz/24bit/6ch 86分 156分 27分 48分
2ch及び
Multi-ch
96kHz/24bit/2ch
+
96kHz/24bit/3ch&
48kHz/24bit/2ch
各76分 各135分 各23分 各41分
*斜体はロスレス伝送方式を用いた場合の平均演奏時間を表す

 

DVD-Audioの主な仕様とDVD-Video、Audio CDとの比較
項 目 DVD-Audio
(1層の場合)
DVD-Video
(1層の場合)
Audio CD
容 量 4.7GB 4.7GB 650MB
サイズ 12cm、8cm 12cm、8cm 12cm、8cm
チャンネル数 高音質6ch
(最大)
8ch(最大) 2ch
再生周波数 DC-最大
96000Hz
DC-最大
48000Hz
5-20000Hz
ダイナミックレンジ 144dB 144dB 96dB
記録時間 74分以上
(96kHz/24bit/6ch、
192kHz/24bit/2ch
を含む)
平均133分 74分

最大転送レート

9.6Mbps 6.1Mbps 1.4Mbps
○ オーディオ信号詳細

必須オーディオ信号

PCM ドルビーデジタル、
MPEG、PCM
PCM
オーディオオプション ドルビーデジタル、
DTS、MPEGなど
DTS、SDDSなど
サンプリング周波数 (2ch)
44.1、88.2、176.4kHz
48、96、192kHz
48、96 kHz 44.1 kHz
(マルチチャンネル)
44.1、88.2 kHz
48、96 kHz
48 kHz
量子化ビット数 16、20、24bit 16、20、24bit 16bit
スマートコンテンツ 6ch→2ch    
○機能・その他
静止画 あり あり なし
Real Time
text
あり あり(字幕) あり
Regionalコード なし あり なし
簡易再生情報 あり(SAPP) なし あり(TOC)
■インタラクティブ機能
ライナーノーツ表示 あり あり なし
メッセージ再生 あり なし なし
リリックリンク あり あり なし
※上記仕様は1998年10月現在のものです
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