プレスリリース


CD-Rの普及促進に向けて24社が「オレンジフォーラム(仮称)」を設立

1996年4月4日
CD-R(CD-Recordable: 追記型コンパクトディスク)ドライブ・メディア・関連ソフト等促進を図るため、CD-R関連製品を製造・販売する企業24社は、1996年4月1日付けで「オレンジフォーラム」を設立いたしました。

本会はCD-R製品の各社間の互換性や、CD関連製品との互換性の検証、高速記録の技術検討、およびCD-Rの普及促進活動を行ってまいります。

CD-Rは、一度だけデジタルデータを書き込むことができる追記型CDメディアで、1990年に「オレンジブックVer.1.0」により規格化されました。データを書き込んだCD-Rディスクは、CDプレーヤーやCD-ROMドライブで再生できるため、CD、CD-ROMソフトのマスターディスクやテスト盤の制作、特許情報など、確実に残したい大容量データの保存などに用いられてきました。

さらに、CD-R規格は1994年1月に改訂され、データの書き込み方式として、数十キロバイト単位の小刻みの追記を行うパケットライティング方式を追加した「オレンジブックVer.2.0」が発行されました。この改訂により、少しづつデータを書き足すコンピューターの記憶装置としての使用も可能となりました。

近年、CD-ROMドライブが、フロッピーディスクドライブに次ぐ、コンピューターの標準的な周辺機器として急成長してきました。これに伴い、CD-ROMなどのCDメディアとの完全な互換性を持つ唯一の記録メディアであるCD-Rは、マスターディスク制作などの業務用途に加え、一般のパソコンユーザー向けの大容量(650MB)記録装置としての用途拡大と、飛躍的な普及が期待されます。
(世界市場規模:CD-Rドライブ:1995年20万台、1996年100万台以上)
( メディア:2500万枚、6000万枚以上)

CD-R関連各社は、従来より研究会をつくって互換性の検証などを行ってまいりましたが、CD-Rユーザーの利便性向上とCD-Rビジネスの更なる発展を目指し、今回「オレンジフォーラム」を正式に発足させたものです。今後は、互換性の検証に加えて、高速記録の技術検討も併せて行い、従来どおり広範に参加企業を募るなど、CD-Rの一層の普及促進を目指します。

オレンジフォーラム概要
設 立: 1996年4月1日
名 称: オレンジフォーラム
会 長: 中島平太郎(ソニー株式会社 技術顧問)
事 務 局: ソニー株式会社
参 加 企 業: 24社
株式会社アプリックス
株式会社ケンウッド
三洋電機株式会社
シナノケンシ株式会社
ソニー株式会社
太陽誘電株式会社
TDK株式会社
ティアック株式会社
東洋レコーディング株式会社
日本コダック株式会社
日本コロムビア株式会社
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
日本ビクター株式会社
日本フィリップス株式会社
パイオニア株式会社
日立マクセル株式会社
松下電器産業株式会社
三井東圧化学株式会社
三菱化学株式会社
三菱電機株式会社
ミツミ電機株式会社
ヤマハ株式会社
株式会社リコー

五十音順)




ご意見、ご感想はオレンジフォーラム事務局まで